粉とソースにこだわった、
32年続くお好み焼き店
もんじゃ焼きや鉄板焼きも
船橋大神宮の近くにある「関西風お好み焼き げんべえ」は、住宅街の一角にあります。ちょっと分かりにくい場所にあるので、道順をご紹介。まず、船橋大神宮の鳥居に向かって右側の道をまっすぐ進みます。
宮本中央自治会館が見えたら、そこを右に曲がります。そして2分ほど歩くと到着!
今から32年前に、店主・鳥光隆さんのご自宅1階を改装してオープンしたので、一般の住宅に見えて通り過ぎてしまう人もいるとか。営業時間には暖簾がかかっているので目印になっていますよ。早速お店に入ってみましょう!
店内には鉄板のあるカウンター席があって、5人ほど座れます。
入って左側には6人用と4人用のテーブルがある小上がりスペース。壁には「げんべえだいすき」と書かれた子どもの絵や手紙がたくさん貼られていて、地域から愛されているお店だということが伝わってきます♪
こちらが店主の鳥光隆さんと奥さまの美代子さん。ご主人はもともと都内ホテルなど飲食業界で働いていたそうですが、30年以上前に大阪で食べたお好み焼きのおいしさに衝撃を受けて、お好み焼き店を開業することになったそうです。
メニューは「いか玉」「たこ玉」「豚玉」(各850円)などのお好み焼きのほか、モダン焼き、もんじゃ(500円)、「桜えびもんじゃ」(750円)などもんじゃ焼きもあります。ドリンクは生ビール、各チューハイ、日本酒などアルコール類はもちろん、ウーロン茶、クリームソーダ、オレンジフロートなど子どもが好きそうなメニューも。
「カレー粉」「ベビースター」「もち」(100円~)などのトッピングもあるので、味変を楽しむこともできますよ。粉とソースは特にこだわり、大阪から取り寄せているそうです。
お好み焼きは、開店当初から使っている分厚い鉄板で焼き上げます。一番厚い鉄板は18ミリ。こんなに分厚い鉄板はなかなかないそうで、同業者から「いつか譲ってほしい」という声もあるとか。「厚い鉄板で焼くので、外はパリッ、中はふっくら仕上がるんです」と鳥光さん。
自分で楽しみながら焼いてもOKですが、ほとんどのお客さんが美代子さんに焼いてもらうそうです。お好み焼きのタネは、空気を含ませるようにさっくり混ぜ合わせるのがコツだとか。美代子さんがリズムよく混ぜ合わせる様子を見るのも、なんだか楽しい!
げんべえのお好み焼きは、焼きあがるまで20~30分かかりますが、これが美味しくなるポイントでもあります!「時間がかかるので、その間にもんじゃを食べる方もいます」と鳥光さん。
こんがりいい色に焼けてきました。忙しい時は2人で焼くことも。ご夫婦がちょっとした文句を言い合ったり掛け合いも楽しくて、お客さんも面白がって会話に入ったりするのもいつもの光景です♪
大阪から取り寄せているソースをぬって、お好みに合わせてマヨネーズ、青のり、鰹節をふって出来上がり!「鰹節や青のりが苦手な人は遠慮なく言ってくださいね」と美代子さん。「何でも言ってもらった方がありがたい。せっかくなら皆さんの好きなように楽しんでほしいので」と話します。
こちらはモダン焼き。断面もきれい!テイクアウトももちろんできます。
「焼きそば」(600円)や「野菜炒め」(700円)、「いか塩焼き」(750円)などの鉄板焼きメニューも。冬限定で「モツ煮」の提供もあります。写真は特製のタレがポイントの「塩やきそば」。鉄板で焼く焼きそばは、野菜もシャキッとしてておいしい!
鉄板が熱くなるので、小さなお子さんがいる場合は、テーブルの鉄板は使わずにお皿で提供してくれます。いろいろな気遣いがうれしいですね!「席数が多くないので、予約または電話で確認してもらえれば」と鳥光さん。
鳥光さんご夫婦が笑顔で出迎えてくれるお店「げんべえ」で、ふわふわとろとろのお好み焼きを是非味わってくださいね!
詳細情報
名称 | 関西風お好み焼き げんべえ |
所在地 | 船橋市宮本5-8-11 |
アクセス | 京成線大神宮下駅から徒歩約7分、JR船橋駅から徒歩約16分 |
TEL | 047-424-6345 |
営業時間 | 12:00~23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 火曜(12月30日~1月7日は休み) |
駐車場 | 3台(1グループ1台) |
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